2021年06月09日
古民家宿で心緩める旅「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」/三重
ストレスの多い都会で生活していると、いつしか心も体も凝り固まってガチガチに。そんな時は喧騒を離れ、ひっそりと心落ち着ける場所へ旅に出ませんか?今回ご紹介するのは、「忍者の里」で有名な三重県伊賀市にある「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」。城下町に点在する歴史ある邸宅をリノベーションして作られた古民家ホテルです。タイムトリップしたような懐かしさを感じる、古民家ならではの心落ち着く空間が、あなたの緊張をそっとほどいてくれますよ。
目次
仕事や人付き合いなど毎日気を張って過ごしていると、知らず知らずのうちに心と体が緊張状態になっていませんか?些細なことでイライラしたり、仕事が思うように進まなかったり、あなたの本来の力が発揮できないのはその緊張のせいかもしれません。
そんな時は日常を手放して、心と体を緩める旅に出ましょう。例えば、古い町並みの中にタイムトリップして、古民家宿で心落ち着く時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。今回ご紹介する「NIPPONIA HOTEL(ニッポニア ホテル) 伊賀上野 城下町」は、忍者のふるさと三重県伊賀市にあります。城下町に点在する古民家をリノベーションして作られたお宿なんですよ。長い歴史を見守ってきた落ち着きを纏う建物は、まるで母のように優しく温かくあなたを迎えてくれるでしょう。
張り詰めた日常から”ドロン”してやってきたのは、三重県の「伊賀上野」。忍者の里として、また松尾芭蕉の生まれ故郷として知られる伊賀の地は、古くより城下町や宿場町として栄えてきた歴史ある場所です。城作りの名手・藤堂高虎(とうどうたかとら)が築いた伊賀上野城を中心に、城下町には小京都とも言われる古き良き町並みが今なお残り、タイムトリップにぴったりの旅先なんですよ。お宿で散策マップをもらって、お城や城下町をぶらぶらお散歩してみましょう♪
城下町ならではの碁盤目状の町並みの中に、風情ある町家や武家屋敷、レトロな洋風建築などが点在している「伊賀上野」。見どころは徒歩で回れる範囲に集まっているので気軽に散策が楽しめますよ。歴史ある和菓子屋さんを巡ったり、町家カフェでお茶したり、レトロな雑貨屋さんを覗いてみるものいいですね。写真は、町家を改装したコーヒー&揚げパンのお店「ハナモリ コーヒー スタンド」。町歩きのお供におすすめですよ。
ハナモリ コーヒー スタンドの詳細情報
ハナモリ コーヒー スタンド
西大手、上野市、広小路 / カフェ、パン
- 住所
- 三重県伊賀市上野西町3370 西町や かかん内
- 営業時間
- [月] 09:30 - 17:00 [火] 09:30 - 17:00 [水] 09:30 - 17:00 [木] 09:30 - 17:00 [金] 09:30 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00 [祝日] 09:00 - 17:00 [祝前日] 09:00 - 17:00 [祝後日] 09:00 - 17:00 【定休日】 不定休、店舗公式Instagramで確認すること。
- 平均予算
- ~¥999
忍者のイメージが強い伊賀ですが、俳人・松尾芭蕉の生まれ故郷でもあるんですよ。地元では「芭蕉さん」と親しみを込めて呼ばれていますが、実は忍者だったという説もあるから驚きです!「芭蕉翁生家」や「蓑虫庵(みのむしあん)」など、芭蕉さんの足跡をたどってみませんか?「侘び・寂び」を感じる空間に身を置けば、自然と力が抜けて気持ちが楽になるれはず。緊張がほどけてきたところで、本日のお宿へと向かいましょう。
近鉄上野市駅より徒歩約6分、京都のような風情ある町並みに佇むのは、2020年11月にオープンした「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」。城下町に点在する歴史ある邸宅をリノベーションして作られた、わずか10室の分散型ラグジュアリーホテルです。古民家ならではの趣を残しつつも、快適性を備えた居心地の良い空間で、非日常な時間を過ごしたい女子にぴったりのお宿ですよ。
3つの客室棟が町の中に点在し、まるで町並みそのものに泊まっているような気分が味わえるのも分散型ホテルの面白いところ。築約150年の登録有形文化財の「KANMURI(カンムリ)棟」にはフロントとレストラン、そして客室が3室、写真の「KOURAI(コウライ)棟」は伝統工芸「くみひも」の店舗を兼ねており客室は3室、元建材屋の蔵を改装した「MITAKE(ミタケ)棟」には4室の客室があります。1棟あたりの客室数が少ないので、他の宿泊客に会う機会も少なく、プライベート感のある滞在が楽しめますよ。
その土地ならではの文化に触れるのも旅の楽しみのひとつ。忍びの里「伊賀」には、忍者のようにひっそりと隠れてきた素晴らしい文化=知られざる“IGAMONO(イガモノ)”がたくさん存在します。松阪牛と肩を並べる肉質の「伊賀牛」や特Aランクの「伊賀米」、伊勢志摩サミットの乾杯酒「伊賀酒」、伊賀焼、くみひも、だんじり…そしてそれらのものづくりに関わる人々。ホテルでは、お部屋やお料理、器、体験などあちこちに散りばめられた”IGAMONO”の中から、あなたのお気に入りを見つけてくださいね。
「KANMURI棟」の暖簾をくぐると、優しくライトアップされた幻想的なお庭にうっとり♪非日常へと誘われるようにフロントへ向かいましょう。チェックインを済ませたら、一旦「KANMURI棟」を出て、情緒あふれる町並みを歩いてお部屋へ向かいます。まるで町全体がホテルのようでワクワクしちゃいますね♪
「古民家」と聞くと古くて不便なイメージを持つ方もいると思いますが、実はそうでもないんです。古い建物の良さを残しつつ、快適な空間にリノベーションしたホテルがここ数年増えているんですよ。「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」もその一つ。ハイセンスなインテリアや上質なシモンズベッドなど、お部屋の快適さにきっと驚くはずです。非日常を楽しむため、あえてテレビと時計はありません。毎日時計の針ばかり気にしているあなた、たまには時間に縛られず、のんびりと羽を伸ばしましょう。
誰の目も気にせずプライベートな時間を思いっきり楽しみたい!そんな願いを叶えてくれるのが「KOURAI棟」にある「VMGスイート」。1棟貸切なので、広い建物内はあなただけの空間。周りを気にすることなく、のびのびと寛ぐことができますよ。
2階にある寝室は、かつての立派な梁がそのまま使われ、屋根裏のようで隠れ家感が満載。現実逃避してずっとここに隠れていたくなりそうですね。シモンズ社製のふかふかベッドと木のぬくもりに包まれて心地よい睡眠を…♪
お部屋には檜または十和田石のお風呂が付いています。写真の「203室」には大きな檜風呂が付いており、中庭を見ながらいつまでも入っていたくなりそうですね。檜のいい香りに包まれて贅沢なバスタイムを楽しみましょう。
写真は「KANMURI棟」にある「101室」。当時の趣を残す床の間や掛け軸など、日本建築の美しさをたっぷりと味わえるお部屋です。吊り下げ式の照明が優しくテーブルを照らし、心が落ち着きますね。ドリンクコーナーでお茶を淹れて、ほっと一息つきましょう。
こじんまりとした「101室」の寝室は、静かに過ごすにはちょうど良いサイズ感。自然素材で編まれた「網代(あじろ)天井」や窓際の障子など、随所に遊び心が感じられるお部屋です。築約150年の歴史ある建物で一晩過ごせるなんて、特別感があって寝てしまうのがもったいないですね。
古民家の温かさと現代のモダンな雰囲気が上手く調和した「KOURAI棟」の「202室」。革張りのソファーやデザイン性のあるチェアなど、インテリアショップのショールームのような空間に感性をくすぐられます。ソファーで本を読んだり檜風呂に浸かったり、自由気ままに過ごしましょ♪
蔵に泊まるという珍しい体験ができるのが、「KANMURI棟」にある「103室」のお部屋。入り口の左右には、全国的にもとても珍しい「なまこ壁」が施されています。白と黒のコントラストが美しく、フォトジェニックでつい写真を撮りたくなりますね。
重厚感のある扉を開け中に入ってみましょう。土蔵として使われていた当時の面影が残る室内には、モダンなインテリアが配され、蔵とは思えない居心地の良さに驚きますよ。1階はリビングと水回りになっていて、檜風呂が付いているのも嬉しいですね。
吹き抜けの空間を2階へ上がると、まず目に飛び込んでくるのが立派な2本の梁!手の届きそうなところまで迫り圧倒されます。ベッドに仰向けになって、じっくりと歴史ある空間を楽しみましょう。気付いたら夢の中かも…。
お待ちかねの夕食は、フロントがある「KANMURI棟」のレストラン「LE UN(ルアン)」にて。三重県の山の幸、川魚、幻のブランド牛「伊賀牛」など、地元食材をふんだんに使ったフレンチのフルコースがいただけます。知られざる伊賀の美食食材=“IGAMONO”をたっぷりと堪能して、心と身体を整えましょう。
お料理をいただくのは、風情ある中庭に面したこちらのお部屋。明治時代に料亭旅館「栄楽亭(えいらくてい)」として使われていた建物で、国の有形文化財にも登録されているんですよ。古き良き日本建築を楽しみながら、ここでしか味わえないお料理を存分に堪能してくださいね。
スイスのグランメゾンで活躍した、フランス料理界の重鎮・石井之悠シェフ監修のお料理は、そのお味はもちろんのこと、美しい見た目にもうっとり♪お皿にも注目してみてください。すべてのお料理は「伊賀焼」の器に盛り付けられています。気に入った”IGAMONO”があれば、帰りに窯元を覗いてみるのもいいですね。
メインディッシュの「伊賀牛のステーキ」は、素材本来のおいしさを存分に味わえるよう、お塩が添えられています。甘くてとろけるような肉質が特徴の「伊賀牛」ですが、実は域外にはほぼ出回っていないんです。そんな幻の食材をいただけるなんて特別感がありますね。絶品料理に心もお腹も満たされること間違いなし。
「良い米」「良い水」「寒暖差」の3条件が揃った伊賀地方は、酒造りにもってこいの場所。伊勢志摩サミットの乾杯酒にもなった「半蔵」を始め、おいしいお酒が勢ぞろいなんですよ。絶品料理とともに世界レベルの「伊賀酒」を味わって、大人な気分に浸りましょ♪日本酒ラバーな女子には、地酒飲み比べや部屋飲みセットがついた「蔵元応援!とことん日本酒プラン」がおすすめ。
土鍋で炊いた「伊賀米」や地鶏を使った炊き合わせ、伊賀の特産品「養肝漬(ようかんづけ)」など、地産地消のヘルシーな朝ごはんは、体を整えるのにぴったりなメニュー。朝はいつもバタバタで食パン1枚というあなたも、久々に穏やかな朝を過ごせそうですね。
ふっくらおいしいご飯が炊ける魔法のような土鍋「かまどさん」。最近セレクトショップなどでも目にするようになりましたが、実は「伊賀焼」なんですよ。歴史ある窯元「長谷園(ながたにえん)」で作られています。「かまどさん」で炊いた「伊賀米」は甘みたっぷりで、あまりの美味しさに一粒残らず食べてしまうこと間違いなし!
お部屋のアメニティは、天然シルク由来の「SILMORE(シルモア)」というスキンケアブランドのもの。純国産の高品質な繭を使用して作られていて、髪やお肌がツヤツヤになれそうなのが嬉しいですね。
こちらのお宿では、伊賀の伝統工芸の「くみひも」を体験することができるんです。映画「君の名は。」で知った方も多いかもしれませんね。映画のシーンにも登場する「組台」を使った伝統的な技法で、オリジナルのブレスレットなどが作れますよ。あなただけのお気に入りを完成させて、友達に自慢しちゃいましょ♪
心と体がガチガチで本来の力が発揮できない!そんな時は、日常を離れて忍びの里「伊賀」へタイムトリップしてみてはいかがですか?古い町並みや「侘び・寂び」の空間で、余計なことは一切忘れて心落ち着く時間を過ごしましょう。今回ご紹介した「NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町」は、プライベート感あふれる分散型ホテルなので一人旅にもぴったりですよ。古民家の温かさと居心地の良さに、自然と緊張が緩んでいくでしょう。
お得に泊まるならこんなプランも!
【楽天月末セール】伊賀上野の風情の中、体に優しい朝食で迎える穏やかな朝<朝食付>
詳細を見る公式詳細情報
NIPPONIA HOTEL 伊賀上野 城下町
三重県 / 上野、伊賀 / リゾートホテル
- 住所
- 三重県伊賀市上野相生町2842
- アクセス
- 上野市駅より徒歩約6分/広小路駅より徒歩約7分
- 宿泊料金
- 16,900円〜 / 人
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 12:00(OUT)など